FF11プレイヤー列伝?その1「自治厨」
FF11の事例で思いつくことはいくつもあるが
最初に思い付いたのが自治厨。
非公式ルールなんだがゲーム仕様を捉えてこうすべきとユーザーが定めたり治めてるものなのだが、「この狩り場は収容3PTまで」など運営が定めていないが敵のポップなどから3PTが限界でそれ以上来られるとプレイヤーの狩る速度に敵のリポップ(再出現)が追い付かなくなり狩が出来なくなる・・などなどルールは色々あった。
勿論非公式ルールなのであまりにありすぎると
初心者が分からないためもめるしとっつきにくいゲームになるし
ルール違反で晒しになるとまたトラブルになると度が過ぎると厄介。
しかしなんかしらの不具合、仕様上の問題が生じても
運営が対処するのには時間がかかる、日々プレイしている側からするととりあえずのルールを定めておく行為はある程度は必要だと思う。
昔ダボイというオーガの本拠地で狩りをしていたころ
その時のダボイは「人気狩り場」だったのだ・・というか
ほかに狩りやすいモンスターや狩り場が少なくここに一極集中しやすかった。
(敵の攻撃に状態異常が少ないこと、プレイヤーの攻撃属性との相性が良かったため)
しかし当時の仕様で敵が大量に連れやすくそれにプレイヤーがひっかかると
PT全滅になるため緊急脱出魔法などで離脱されると
大量のモンスターが他のPTに襲い掛かる仕様(のちに修正された)
なのでもめることが多々あった。(要は「おたくが逃げたせいでうちのPTがひどい目に遭ったMPK(モンスタープレイヤーキラー)でしょ」ともめる)
そのため「ダボイの皆さん、離脱するときは他のPTから離れて逃げましょう」と
全体チャットでいうプレイヤーがいた。
確かに内容は至極問題ないのだが(特定プレイヤーへの暴言でもないし)
晒スレで「自治厨」と叩かれていた。
キャラ名が「Urel」(ウリエル=キリスト教の天使の名称)だったので
「同じ天使のガブリエルさんはいい人なのにウリエルはひどいやつだ」
(ガブリエルというガルカ白がいて腰が低く丁寧だったので評判がよかった)
とフレンドがいっていたのを覚えている。
確かにいうことはわかるのだが(ウリエルにしても叩く方にしても)
のちにLS=リンクシェルが合併してウリエルリーダーのLSになったのだ。
LSが一緒なのでチャットはするしミッション=クエストの攻略なども一緒にしていた。例えばLv70キャップ時代にジラードミッションの終わりの方(兄貴のほうをボコるやつ)をしていた。
ウリエルに対して自分が思ったのが「いうことはきついが指示は的確だ」
ほんと的確なんだよな、身内へは面倒見がいいし。リアルの話もしていて
家業にかかわって新人研修などしていたそうだ。(ゆえに平日昼間にちょこっとログイン、「仕事に戻る」とログアウトしていた)
身内に優しく野良に冷たいプレイヤーなどほかにもいくらでもいるので
ウリエル自体は言葉はきつめだが目立っただけなんだなと今思う。
ダボイの件にしても
当時他に狩りやすいMOBや狩り場を作れば起きなかったわけで
運営の落ち度に対応した形なんだよな。
「運営の落ち度によってプレイヤー側が不便を押し付けられる」は今でも普通にあるけどそれに対応して遊ぶのは至極当然である。
(ただ某ゲェムみたいに「ルールの押し付け」に始まって「晒しあい」「暴言を浴びせる」「なんか運営っぽいのが擁護している」となるのはめったにないが。)
ある程度のルール決めや自治はいるんだよな。勿論度が過ぎるとアカンけど。